2017年度 一般社団法人 銚子青年会議所

2017年度 一般社団法人 銚子青年会議所

(一社)銚子青年会議所 概要


理事長所信

2017年度理事長所信 

第54代理事長 佐野 哲之

 LOMスローガン: 行動する勇気 〜踏み出すことが未来を創る・自分を変革しろ〜           

        

【はじめに】

1964年、千葉県で3番目のLOMとして銚子JCを創立した先輩方は、混沌とした時代の中で、何をなすべきかを自身で考え、明るい未来を切り拓くため、大きな勇気を持ちその一歩を踏み出しました。その一歩を踏み出すには、揺るぎない信念を持ち、青年だからこそ踏み出せたのだと思います。そして、現代でも変わらず、新たなことに挑戦するその一歩には大きな勇気が必要です。その一歩を踏み出さないかぎり自分を変えることはできず、ましてや地域を変えることなど到底できません。この歴史あるすばらしい団体、銚子JCの理事長に就任するにあたり、多くの期待とともに、緊張で身の引き締まる思いです。

私は、中学卒業と同時に銚子を離れ、6年前に銚子に戻りました。帰銚して間もないころの私は、銚子に対してそれほどの愛着はなく、銚子JCに入会したのも仕事上の付き合い程度の気持ちでした。しかし、JCメンバーをはじめとする多くの銚子市民との繋がり、仲間との協働のなかで、銚子のまちがとても魅力あるまちに変わりました。変わったのは銚子ではなく、自分自身、銚子を見る自分の目・自分の感性が変わったのです。魅力ある銚子を感じることができ、心を開くことができた私は、銚子JCで教えられた「郷土を愛すること」の本質を垣間見ることができました。入会当初、銚子JCの先輩より「JCでは自分の会社のみが儲かっていれば良い、ということはない」という話を伺いました。入会当初はその言葉の意味するところが分かりかねました。しかし、今では「自分ひとり幸せ」ということはありえず、「明るい豊かな銚子の実現、地域全体の幸福こそが真の幸福である」、そのように考えております。

私は銚子JCの全てのメンバーが、各々が真に必要であると思うことに挑戦し、時には挫折しながらも壁を乗り越え、自身の能力を拡大し、自己実現をする、そして、メンバーが銚子を変革させ、地域の明るい未来を切り開いてもらいたい、そのように考えております。

 

 

【銚子市政へのアプローチについて】

JCは、地域社会が最も望む課題の発見と解決に全力を傾けなくてはなりません。そして、ときに市民とともに考え行動する必要があります。

銚子は、古くは利根水運の隆盛から千葉県内第2の都市として栄えました。しかしながら現在では、人口減少が続き、地域の活力が失われつつあり、市政・財政状況は、まったなしの危機的状況です。このような中、2017年4月には、選挙権が18才に引き下げられて初となる銚子市長選が行われます。銚子市長選は、銚子の行く末を大きく左右するまさに銚子の一大岐路であります。市民のなかからは銚子の再興をあきらめているという話をよく耳にします。しかし、これからの銚子を再び輝かせることができるのなら、自身の身を切っても良い、そのように考えている銚子市民は確実にいると信じております。

この困難な状況の中、銚子を再興させるためには、真に銚子を託せる、明るい銚子の未来像を示すことができるリーダーが必要です。そのリーダーを選出するために、市民一人ひとりは、銚子の状況を冷静に把握し、このまちにはどんな施策が必要なのかを真剣に考え、各候補者の政策を理解しなくてはなりません。また、これからの銚子を担う若い世代には、銚子の政治に関心をもち、銚子の未来を真剣に考えてもらう必要があります。そして、世代間の垣根を越えて、銚子の全世代で、新たなリーダーとともにこれからの銚子の未来を真剣に考え、行動する必要があります。

銚子市民の「てんでんしのぎ」を打倒し、銚子市民が未来志向の選択ができるよう、力の限り運動を展開します。

 

 

【銚子の魅力の発信方法について】

銚子にもう一度活気を取り戻すために、多くの人、まずは観光客を呼び込みたいと考えます。そのためには、銚子の観光に対し、日本版DMO(地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域づくりを行う法人)の考えを取り入れ、そして、観光地経営の視点に立った観光地域づくりの実現が必要であると考えます。

銚子には日本有数の水揚げ量を誇る銚子漁港、屏風ヶ浦をはじめとする風光明媚な風土、銚電、灯台、キャベツ、歴史ある神社仏閣等々、数多くの魅力ある地域独自の価値(観光資源)があります。それら地域の宝(観光資源)を都市では体験できない「体験交流型の観光」に工夫・作り替えて発信します。従来のツアーバスで名所を巡る観光ではなく、滞在中に銚子の独自の歴史や風土を感じてもらい、銚子市民と交流し、心身をリフレッシュ、活力を得る時間を提供します。また、銚子のまちを活性化させようと活動している団体と観光地域づくりをすることについて合意し、現状拡散している銚子の観光情報、観光企画を、観光地域づくりの観点から銚子を一つの企業ととらえたうえで、観光客を呼び込む施策を関係各所に提案します。銚子市民が故郷を誇りに思い、愛着を持ったうえで観光客を迎え入れる、そして、観光客は銚子の生活を体感し、銚子を故郷のように想ってもらう、そのように考えております。

日本版DMOの考えを銚子の観光に取り入れ、銚子JCの情熱と工夫によって観光地域づくりを実現させることで、活気ある銚子を再興したいと考えております。

 

 

【会員の成長について】

JCの三信条は「修練・奉仕・友情」であり、そのどれもが「自身の成長」につながります。JC運動によって人格が研ぎ澄まされ、様々な能力が拡大しますが、青年経済人が多く在籍するJCでは、より会社経営に必要な実務能力向上が必要であると考えます。

JC運動をするにも、メンバー個々の事業の土台があったうえで、初めてJC運動が可能になります。また、人口減少が急激に進み、マーケットが縮小する銚子市においては、今後、銚子で事業を行っていくには不安があります。その不安を払拭するためにも、変化の激しい現代に即した経営の実務的な能力を伸ばすことが急務です。

銚子JCのメンバーは自身が起業したメンバーは多くなく、起業にあたっての仕組み、創業にあたっての苦労を経験していないメンバーがほとんどです。そのため、模擬的に起業を学び・体験することで、経営能力を最大限に伸ばすことができると考えております。

JCメンバーの経営能力が向上することは、そのままJCメンバーの会社の発展につながり、メンバーの会社の発展は、まちの活性化につながります。経営とJC運動によって、能力を拡大したメンバーは、地域にとってなくてはならない人材となることが期待されます。

 

 

【会員拡大について】

このすばらしい団体も「人」がいないことには始まりません。どのLOMでもメンバー数の減少に悩まされており、会員拡大は、ほとんどすべてのLOMの課題となっています。銚子JCでは今後3年間で卒業する会員は11名おり、このままメンバーの増加がない場合、現会員数から半減してしまうことになります。数はちから、メンバーが多ければそれだけ地域にインパクトを与えることができます。このすばらしい団体を絶対に絶やしてはならない、これまで以上に発展させなければならない、銚子JCの発展・会員拡大はそのまま地域の発展につながる、そのように考えております。

会員拡大を成功させるためには、それが、喫緊の最重要課題であることを全メンバーは深く認識する必要があります。会員数を拡大しているLOMはありますので、それを参考にしながら、具体的な手法を協議し、決定したうえで、定例会議、情報の共有、迅速対応など、これまで以上に踏み込んだ行動をすることで、会員拡大を成功させます。

 

 

【JC運動の環境整備について】

JC運動を展開するにあたり、効果的な事業を継続的に行うためには、時代や銚子JCの変化に対応する形で、これまで以上に効率的・効果的な環境を採択・整備する必要があります。

これまで、慣行で行われてきた広報(情報発信)、会議(委員会等)、情報の整理、その他JC運動を行うにあたっての事務作業全般において、今一度立ち止まって「何のために行うのか」「この作業の目的は何か」「より良いやり方はないのか」を検証します。そして、より効率的な方法やより高性能な機器、IT技術や資料のデータ化を積極的に採択し、JC運動を展開するにあたっての環境を整備し直すことで、これからのJC運動のさらなる発展に寄与します。

 

 

【他団体との協働について】

 銚子には銚子JCの他にも銚子のまちを活性化させようと活動している団体が数多くあります。各団体の理念などについて多少の相違はあるものの、「銚子をより良くしたい」という目的は同一です。他団体と親密な協力体制をとることで、より効果的に銚子の魅力を高めることが可能となり、銚子JCの事業についても成果を上げやすくなることが期待されます。

 

 

【最後に】

私は「今」という時代で「青年の運動」ができることに感謝しております。銚子JCの先輩方が信頼ある団体を紡いで下さったこと、かけがえのない仲間に出会えたこと、努力できる環境にあること、そして、銚子JCの理事長として運動できることに、心より感謝致します。その感謝をもって自らを厳しく律し、銚子JCが銚子にとって真に必要な団体であると全市民から求められるよう、JC運動に邁進する所存です。

幸福は行動することで掴むことができます。自身の利益ではなく、銚子の未来を真剣に考えた結果、志をもって、勇気をもって行動することが、銚子の変革へつながると信じております。一人ひとりが行動する勇気を持てば、全てが変わってゆきます。まずは自分自身が、そしてJCメンバーが、銚子市民が、自分を信じてその一歩を踏み出します。

−基本理念−

人は楽をすることが幸せではない、信念をもち、自分の力を出し切ったとき、困難に打ち勝ったとき、真に幸福を感じるのではないか。挑戦しないことを恐れよ。JAYCEEとしての責任と誇りを持ち、これからの銚子を担う人材となる。


基本方針

  • 未来に先送りしない市政を選択する運動
  • 銚子の魅力を再発信する運動
  • メンバーの経営能力を向上させる運動
  • 会員10名以上の拡大

事業計画

  • 銚子市長選の公開討論会、もしくはそれに準ずる事業
  • 銚子市政について、市民とともに考える事業
  • 観光地域づくりの視点にたった組織のあり方を提案する事業
  • 銚子の魅力を掘り起こし、創意工夫して、発信し銚子の観光に寄与する事業
  • 経営の知識を習熟し、それをもって、まちづくりに活かす事業の実施
  • IT技術を駆使した情報の整理、JC運動の発信、及び会計ソフトの更新
  • 会員拡大会議の実施
  • ハーフマラソン(サンマの配付)事業への協力
  • よさこい祭り事業への協力
  • 他団体の事業への協力


(一社)銚子青年会議所 2017年度

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